「キリストが主だから」を読んで
2016年7月参議院選挙が行われる際、
主な内容をまとめてみた。
山口陽一先生
タイトル:聖書にたつ教会の政治参与の責任ー新たな国家神道がはじまりつつある時代に
本のほんの中で、渡辺先生の言葉が引用されている。「権力への服従にはいつも留保がつく」
また、丸山先生の言葉をも引用「今日における抵抗権をめぐって」
抵抗権の根拠として、実定法と自然法がある。
民主主義時代n移ってから、主権は国民に移り、民主主義の制度それ自体が一種の制度化された抵抗権になった。
聖書による抵抗権は旧約、聖書の全体をノモス(規範)とし、キリストの贖いによる創造の秩序の回復を目指すものである。
信仰による抵抗権の行使は私たちの信仰の自由を守るためばかりでなく、日本のための神への奉仕である。
朝岡 勝先生 「信仰告白の事態」と日本の教会
憲法13条「すべて国民は個人として尊重される」「個」がなくなったに注目している。
個人において尊重されう人間の尊厳についての理解の浅薄さが表れている。
「神のかたち」として作られた「一人」の尊厳を無視することになる。
個人より国家を優先する姿勢が強められている。
バルトが当時ナチス政権にどう向き合ったのか。神学をした。つまり、神の御言葉に立ち続けたとういう。
いつの時代でも、神のことばの力を信頼し、神の言葉の勝利への信頼であるべき。