HUKUROU書斎 Piaoriyongの日常

池袋で牧師をやっています。クリスチャンとして、牧師として日常を綴る

希望を与えるクリスマス(带来希望的圣诞节)

キリスト降誕場面 ベクターアートイラスト | 水彩クリスマス, キリスト教のクリスマス, キリスト クリスマス

 もうすぐ2020年のクリスマスを迎える。今年は例年と違って、世界的なパンデミックの中で迎えるクリスマスである。北半球の国ではまだコロナ感染者が増加の一途を辿っている。

 日本では一日の感染者が3000人にまで増えた。国の経済は大きな打撃を受け、就職難と失業率の上昇によって、貧困人口が増えている。更に、人との接触の制限により孤独の人も増えている。

 最近、ニュースで俳優の自殺が相次いで報道され、社会に衝撃を与えた。国の統計からみると、女性の自殺率が去年より増加傾向にあることが分かる。7月には昨年より16%増加、8月は40%、9月は28%増加したデータがある。また、未成年の自殺率も昨年の2倍である58人である。社会的に弱い立場にある人々の自殺率が上がっていることが推測できる。10月までにすでに36,962人が自殺し、2003年の最高記録である34,427人を超えている。

 コラナ禍は経済だけではなく、心が弱い人たちを中心に受ける影響が大きい。これはまだ日本の状況であるが、世界からみると更に驚く。

 このような環境の中で、我々はクリスマスを迎える。決して明るいとは言えない。しかし、イエス様が生まれるとき、いまより更に暗黒の時であった。イエスが生まれるとき、ヘロデ王は二歳以内の男児を絶やす命令を下し、悲しみが町中を包んだ。それでも、イエスの誕生は人類に希望を与えた。この希望は世のものではなく、天からの希望である。

「これは私たちの神の深いあわれみによる。そのあわれみにより、曙の光が、いと高き所から私たちに訪れ、暗闇と死の陰に住んでいた者たちを照らし、私たちの足を平和の道に導く。」(ルカの福音書 1章 78〜79節)イエスの生まれは暗闇に生きている人に光を与え、平和の道へと導く。この光は置かれている環境ではなく、心の光である。キリストを信じるとき、罪が赦され、心の暗闇が消え、真の光が人のこころに差し込む。そして、人はいつでも希望をもって生きる。

 今年のクリスマスのシーズンでより多くの人々が真の「いのちの光」であるイエスを受け入れることを祈る。

 

 

  2020年的圣诞节快到了。不过,今年的圣诞节与往年不同的是世界的大环境不容乐观。北半球进入冬季,许多国家的病毒感染人数仍持续上涨。

  日本的一天感染人数已经快3000人了。因国家的经济受到前所未有的打击,导致就业机会减少,失业人员增加,贫困人口也随之增加。再加上人与人之间的接触的减少和限制带来很多人的孤立。

  最近,日本媒体上报道的著名明星们相继自杀的消息给社会引起不少冲击,让很多人反思。从国家的统计数据可知,女性的自杀比率比往年都有显著增加。7月份增加16%,8月增加40%,9月增加28%。从这些数据可以看到疫情所带给社会的影响,特别是社会的弱者。不仅女性,未成年人的自杀率也增长了。厚生劳动省的资料显示,小学到高中生中8月份的自杀人数是58人(去年是28人),比去年增加了两倍。到10月份为止,已经有36962人自杀,已超过了2003年最高纪录的34427人。

  从这些数据可以看出,疫情带来的经济和心灵上的打击在心理承受能力较弱的群体中尤为明显。这只不过是日本的情况,如果从世界范围来看的话,可能更是惊人。

  在这样的环境中,我们迎来今年的圣诞节。耶稣降生的时候的环境比现在还要恶劣。希律王命令杀死2岁以下的所有男婴,许多城镇的父母们泪流成河。但是,耶稣的降生却给人类带来希望。耶稣带来的希望并非是属这个世界的,而是把天上的希望带到世界来。

  “因我们 神怜悯的心肠,叫清晨的日光从高天临到我们, 要照亮坐在黑暗中死荫里的人,把我们的脚引到平安的路上。”(路加福音 1:78-79)耶稣来就是照亮住在黑暗中的人,引导人走平安的路。这个光明并不指我们的环境,而是指我们的心。当相信耶稣的时候,因罪得赦,使人绝望的黑暗被驱散,真光就进入人心让人在任何时候都能看到希望。

  今年的圣诞节盼望有许多人认识和接受这位“生命之光”-耶稣,陪伴人走过任何死阴的幽谷。