HUKUROU書斎 Piaoriyongの日常

池袋で牧師をやっています。クリスチャンとして、牧師として日常を綴る

今年のアドベント(今年的待降节)

クリスマスの必須アイテム☆アドベントクランツ

 

 今日から今年のアドベントに入ります。アドベントはクリスマス主日4週前の日曜日から始まる。教会の伝統では、会堂で四つのろうそくを毎週一本ずつ灯す。ろうそくの光は世の光を表し、人のこころを照らす神の光を意味する。視覚的に、人のこころを徐々にキリストの降誕へ導く役割がある。

 今年のアドベントは特別な意味を持つ。クリスマスの意義が変わったのではなく、私たちが置かれた環境が変わった。今年の始まりでは期待感と希望に満ちていた。しかし、誰でも予想しなかったコロナウィルスが中国から発生し、世界に猛威を振るうとは夢にもみなかった。コロナと過ごしてそろそろ1年になろうとしているが、年明けのような恐れも多くの人々からは見られなくなった。しかし、日本と世界をみると、感染者の数は日々新たな記録を更新している。このような状況の中で、私たちは今年のアドベントを迎えた。

 世界で今でも新たに感染された人、無くなる人、そしてなくなった人のために悲しむ人が大勢いる。たとい感染されなくても、経済的に苦しんでいる人もいる。「なぜ、神はこのようなことが起こることを許したのか?神の慈愛はどこにあるのか?」こういう質問を思わず神に投げたくなる。

 感謝することに、聖書でも同じ悩みを抱える人のことが書かれている。そして、神はこういう叫び声をあげる人をほとんど責めることはなかった。この叫びは信仰があるから出る声である。苦難の理由は簡単に見つかることができない。しかし、この時期になぜキリストが世に来られたのか、その意味を考える。聖書では、「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された」と書かれている。キリストの降誕は神の愛であり、私たちへの愛の故である。苦難の理由は分からなくとも、聖書で伝える神の愛は明らかである。キリストがお生まれになった意味を深く黙想するときに、私たちはコロナ禍を理解するヒントが与えられるかもしれない。

 

 

 这周开始进入待降节了。待降节是圣诞主日前四周的主日开始计算。在教会的传统中,教堂里一般会摆设4根蜡烛,从待降节开始每周点一根,第4周全部点上。蜡烛表示这世界的光-耶稣基督来到世界,成为人内心的光。不仅在日期上,而且在视觉上帮助我们内心的焦点渐渐地移到主耶稣的身上。

  今年的待降节以及圣诞节有特别的意义。圣诞节本身的意义并没有改变,而是我们所处的环境发生了惊人的变化。新年伊始,我们还对这年充满着各种期待,排满了各种安排。做梦都没想到,疫情从中国迅速蔓延至全世界,成为世界性的瘟疫。疫情已经快1年了,很多人不再像初期那样充满不安和恐慌。即使我们生活的地方仍然不断地翻新病毒感染者的记录。在这样的环境下,我们迎来了今年的待降节。

世界中现在仍不断有病毒感染者和未得治愈而逝世的人,以及因失去亲人而悲伤欲绝的人们。即使幸免于感染的人,有的生活变得拮据。在这种大环境下,我们不能不问“为何神允许这些事情发生?神的慈爱,怜悯在哪里”?每当遇到苦难的时候,我们很自然地向神抛出这些问题。    

感恩的是,圣经中如实记载着圣徒们遇到苦难向神发出的呐喊。不仅神没有都责备这样的人,反而允许人有这种疑问、甚至是抱怨。因为这种声音,若没有信心是不会发出来的。

  如果要明白苦难的答案,我们不能不再次思考耶稣降世的意义。基督为何成为人来到世界?圣经上说:“神爱世人,甚至将祂的独生子赐给他们……”。耶稣降世是因为神的爱,对人类的爱。有时苦难的答案很难找到,但是圣经里述说的神的爱是清晰明了的。我们默想耶稣降世的意义时,就能找到看待今年疫情的特殊“视镜”。